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幼少時に見たトラウマアニメ

いつかそんな日が来ると思っていた。長女が遂にプリキュアに目覚め、見せろと要求するようになってきたのだ。そのうちいずれ、劇場版でも見せに連れてけとか言い出すのだろうな、きっと。おお、連れて行ってあげようじゃないかね。望むところだ。


プリキュアについてはまったく詳しくなくて『ぶっちゃけありえない』とか歌ってた頃の、いわゆる無印しか知らないのだが、最近は色々と変わってたりHUGっとしていたりするようだな。

 

プリキュアに限らず子供にアニメはいっぱい見せてあげたいと思っている。漫画もゲームも、いつまでもずっと際限なくいいよってわけにはいかないけれども、『また漫画ばっかり読んで! 勉強しなさい!』などと口うるさく言うことは無いだろう。むしろ、読み終わったら俺にも見せろと言うであろう。そこら辺の理解はあるつもりだ。いっぱい触れて、楽しむといい。


ただ……アニメやコミックって、ものによっては強烈なトラウマになるものもあったりするのだな。残酷描写とかの際どいもの。そういう表現がけしからん、やめろ、などと規制を強化するのは根本的に誤っているとは思うのだが、それでもゾーニングとか警告とか、大きくなってから見てねとか、そういうものは必要だ。というわけで自分の幼少時代がどうだったかを思い出してみる。


トラウマになったアニメは三つ程ある。一つは定番というか有名どころというか、はだしのゲンだ。ある夏の日。ふと何気なくテレビを見ていたらやっていた。原爆が投下されるあたりで、風船を手にした幼女がいて、閃光が走り風船がパンッと割れると共に顔が崩れていく。うろ覚えだけど、確かそんなだった。衝撃的なシーンを直視してしまい、夏休みが全く楽しいものに思えなくなってしまった恐怖の思い出。まぁ、戦争の残酷さを描く作品だからそういうシーンがあるのは当然なのだけども、きつかった。


もう一つはAKIRA。兄貴がちょっと大人向けのアニメとかが好きで、たまたま一緒に見ていたのだった。まぁ、知ってる人は知っているかな。ラストの方。ネオ東京のオリンピックスタジアムにて。力が暴走して制御できずに膨張していく鉄雄の体に、彼女のカオリが飲み込まれていき、苦しんでいって……というシーン。うへぇってなった。鉄雄の様子もかなり気持ち悪かったが、今になって改めて見たけれど、ハードで子供向きではないわな。

 

そしてもう一つ。これは確かOVAだったか。またまた兄貴の趣味だったのだけど、ロボットカーニバルというロボットをモチーフにしたオムニバスの作品集だった。その中の一つ、プレゼンスという作品。詳細は省くが、自我を得たロボットの少女(精巧な作りで、人と同じ姿)が年老いた主人公の前に再び現れ、体が崩壊していく。オイルが漏れ、体のパーツが落ちていく。特に顔のパーツとかが妙にリアルで、幼少だった故にわけのわからない状況というのもあって強烈な印象を残した。

 

んなわけで。子供に対しては、取捨選択ってものは、ある程度はしてあげないといけないかな。幼少時のショックやトラウマは特にしんどいものなので。例えばそう。イキナリVガンダムのDVDを見せたりしてはいけないわけだな。きっと。