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艦隊これくしょん・五月雨×提督なSS(※18禁作品)

艦これの五月雨は健気で可愛い。


仕事終わりにお茶を持ってきてくれた五月雨と提督があれやこれやする話を、ちょっとだけ公開。

 

続きはサイトにて。

 

毎度の事ですが、えろSSなので18歳未満の方は見てはいけません。悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

麦茶スプラッシュからはじまる夢想タイム

 

 

 

 

 

 駆逐艦娘五月雨が、コップに入った麦茶を二つばかりお盆に乗せて、提督のいる執務室へと向かっている。勘のいい方ならば、この後でどのような大惨事が起こるか、容易に想像がつくというものだろう。

 丁度執務も一段落し、提督は一休みしているところだ。そもそも、今日は鎮守府自体が非番で、出撃も演習も行われておらず、入渠中の艦娘(大体ドック入りしている山城すらも)もいないという、極めてのんびりとした状況なのだった。つまるところ、この大きな建物の中には、提督と五月雨しかいないということになる。

「提督。麦茶いれてきましたよ。一緒に飲みま……って、提督。お疲れなんですね」

 実に幸いなことに、五月雨は何もない廊下でずっこける事もなく、無事執務室へと入ることに成功した。自他共にドジっ子と言われている五月雨が何もないところでずっこけることはよくあることだった。ずしゃっと音を立てては、かの吹雪のパンちらも真っ青なくらいのもろパンぶりを晒し、おでこをしこたま打ち付けるのが常なのだった。

 さて、当の提督はソファーに横になり、豪快に寝息を立てていたわけで。それを見て五月雨はクスッと笑って『お疲れ様です。提督』と呟いた。そして踵を返し、お盆をテーブルに置こうとした。まさにその時だった。五月雨のドジっ子が発動したのは。

「わっわっ!」

 ――発端は床に落ちていたものだった。提督が主に、多摩や雪風や時雨やぽいぽい言ってる娘といった、いわゆる小動物ちっくな艦娘たちのじゃらし用……もとい、遊び道具としていいかなと思って購入した結果、みんなから大好評を頂いている柔らかいネズミのおもちゃの尻尾を五月雨が僅かに踏んでしまったことにより、ツルッと滑ってすってんてんとなってしまったのだ。

「ああああ! だ、だ、だめえええ!」